2021年12月2日木曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)12月

 吾妻山も本格的な雪化粧となり、遠くに見える蔵王連峰は最早真っ白に輝いています。

朝焼けで赤く染まった(吾妻小富士)

我が家の日当たりの悪い庭内は、最後の色どりを楽しませてくれる満天星(ドウダンツツジ)が真っ赤になりきれずに赤・黄・橙・そして少しの緑と、グラデーションの如くひとひら、ふたひらと葉を落としている最中です。

満天星(ドウダンツツジ)

それはそれで又美しく、あんな色のセーターが欲しいぁと思ったりしています。

その隣には赤い実を付けた南天が、この二年程飾れなかった〝福島食育の会〟を心待ちにしているかの様に大きく成長しています。

第6波が来ないこと祈って、新年1月13日から始動することになりました。

無論コロナ対策をしっかりした上で。

今年も最後の〝花だより〟となりました。

皆様はどんなことが心に残りましたか?

私はコロナ・コロナで困ったね~と言い乍ら、いつもより本とは拘わってきた様に思います。

あちこちに本を置きながら乱読しているので、一瞬つながりが分からなくなってしまったりいますが、国分先生のご推薦の「致知」の9月号特集「言葉の力」の冒頭の文章に〝花の命の元は水・人間の命の元は美しい言葉である〟とありました。

時に人を傷つけるのも言葉、人を輝かせるのも言葉。

魔法使いみたいですね。

今年一年お読み頂きありがとうございました。

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2021年10月31日日曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)11月

庭の花も次々と役目を終えて、淋しくなった頃に毎年車輪梅が花を咲かせてくれます。

車輪梅

暇にまかせてスマホでその由来を調べてみました。


バラ科の植物で枝の分岐する様子が車輪のスポークのようで、梅の花に似ているから。

次に花言葉が出てきて「そよ風のここちよさ」夏でも秋でもないのに爽やかな風を意味しているのかな?と、そして「愛の告白」と「純真」の3つ。

愛の告白をする時は一点の曇りもない〝純真〟な心でした筈ですね。

〝愛〟って何ですか?の問いに東洋思想家の境野勝悟先生がこう答えておられます。

〝それは感謝と思いやりだ〟と。

そして、しかし結婚すると愛は3ヶ月で消える。

3年なんか絶対に持たない。

愛することは誰にでも できる。

大切なのは愛することではない。

愛し続けることだ。

それが本当の愛なんだ と。

愛と言う字は心の下の部分「夂」は足跡を意味し、愛とは歩き続けることです。

愛、即ち感謝と思いやりを持ち続けている人は、幸せな人生を送ることができると言うことです。

そして言葉は人間だけに与えれれたもの。

愛語を惜しまず心から言葉にしたいものですね。

特に忘れがちな身近な人へと。

一本の車輪梅から生き方を教えられた一日でした。


ありがとう!!

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2021年10月6日水曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)10月

 例年より早い柿の色づきに、高所恐怖症の夫が脚立に乗ったり屋根に登ったりして、2日間に渡り柿の実を穫り終えました。


50年来の柿の木は毎年沢山の実をつけてくれますが、年々大変な作業になってきている様で、今年は思いっきり剪定した様です。


来年は恐らく実は成らないでしょう。

年令と共に暮らし方も変え、自分の身の丈に合った生活が幸せな人生へとつながるのかも知れません。

人生100年時代とは言え、人生の終わりに順序はありません。

自立して生きられる日々を数えたら、今まで生きて来た年数の何分の一かと思います。

常々、こんなことを考え乍ら送っていた日々、元古川商業高等学校女子バレー部監督で全国優勝10回を成し遂げられた【国分秀男先生】からの御著書が届きました。

先生の集大成に =私の遺言書= とのサブタイトルがあり興味深く拝読させて頂きました。

先生は大変な読書家でいらっしゃることは承知しておりましたが、沢山の方々との出会いから『聴く力』を得られ、更に先生のお人柄の素晴らしさを感じさせて頂きました。

コロナが収束した折には又、先生のご講演を楽しみにお待ちしたいと思っております。

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2021年8月2日月曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)8月

 庭の雑草が勢いよく伸びるのを横目で見な乍ら、梅雨明け宣言と同時に強い日差しに夏本番を感じます。

家に居る時間が多い今、毎日一ヵ所づつと決めて片付けをしています。

使っても居ないものを次々と思い切り処分した後の爽快さを味わいながら。

もう何が入っているかわからない小さな引き出しの中から臍の緒が3個。

2個は息子達のもので、茶色くなった和紙に包まれたものを開いてみたら、私が生まれた時に神棚に貼ったと思われる命名の紙に包まれた臍の緒が、そのままの形で綿に包まれてありました。


まさしく84年半前のものです。

4人目の娘でした。

母は若い衆を大勢抱えた大世帯の切りもりをしながらの子育てで、子供を抱きしめている間もない生活でした。

それでも母からは誰にでも平らな包容力と芯の強さを感じていました。

たった2人だけの子育てさえ、これで良かったのだろうかと今だに思います。

〝ありがとう〟と〝ごめんなさい〟を言える素直な子であればと・・・。

悪いと分かってもなかなか謝れない子には、しっかり抱きしめて話をするだけで〝ごめんなさい〟と泣き乍らしがみついて来たものです。

孫が小さい頃、人前でぐずると孫を抱いて席をはずした息子が孫に語りかけているのを遠くで見ていて、抱きしめられることで素直な心と愛が育まれて行くものなのだと。

大谷 翔平選手は愛をたくさん与えられたのでしょうね。

     

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2021年7月1日木曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)7月

紫陽花と 梅雨は仲良し。

この時期は家の中も紫陽花のオンパレード。

今年はカスミ草も加わって又、いつもと違う雰囲気をかもし出しています。



いろいろな種類の紫陽花もよく見ると、小さな花の集まりで全部が咲きそろうと、ま~るい大きな花になります。




花の世界も人間の世界も同じでお互い助け合い、人との繋がりがあってこそ良い人生を送れるのではないでしょうか。

コロナ禍で毎日の様に報道される若者の勝手な行動。

自由を振りかざして、禁煙の場所でのタバコの煙や禁止されている路上飲み。

でもこれはごく一部の人間であって真面目にルールを守っている若い人達にとっては大変迷惑なこと。

いずれ社会人となり、人生経験を積んだことによって常識が備わっていくのでしょうか。

かといって高齢者が必ずしも常識人であるとは限りませんから、我々も心して行動をしなければと思います。

コロナ自粛で誰もが外食したいし、旅行もしたいのを我慢しています。

私も同様、そんな紫陽花に癒やしてもらっています。


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2021年6月5日土曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)6月

毎週日曜日、NHKラジオ放送で、子供でんわ相談教室があります。

子供でなければ思いつかない様な質問に、各先生方が真剣に答えて下さっています。

感性豊かで純粋な子供の〝ナゼ?〟にとても興味深く聴いています。

〝雑草は採っても採ってもなぜ出てくるのですか?〟との質問に、〝タンポポは毎年同じ場所に出てくるでしょう?〟


年々、根が下にどんどん伸びて牛蒡の様に太くなるとのこと、だから根は残っていて、そこから葉が出て花が咲くそうです。

たまたま、先月号にタンポポのことを書いたのを思い出して、綿毛になって風に運ばれ、新しい命になるのものだと思っていたのに、そんな単純なものではなかったのだと気付かされました。

だから雑草の中でもタンポポは根性強いものに例えられのですね。


「タンポポ」

踏みにじられても、食いちぎられても、死にもしない。

    枯れもしない その根強さ

  そしてつねに太陽に向かって咲く

その明るさ、わたしはそれをわたしの魂とする。

               -真民・誌-


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2021年4月28日水曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)5月

春風が吹き抜ける狭い庭に、タンポポが雑草にまぎれて沢山咲き、藤の花と共に彩りを添えてくれています。



仏教詩人、坂村真民先生の〝タンポポの本〟を読んでいるとすべての命をあたえられて存在
いることに改めて気付かされます。


我が家の庭には50年来のビワの木が大きくなってお隣の庭が暗くなっているのではないかと昨年、1メートル位を残して切ってしまいましたが、その切り口から新しい葉が次々と大きくなり、生命力の強さに驚いています。

固い幹からも胴吹きして命をアピールしている様です。

どん天変地異が起ころうとも、自然はめぐりそれぞれの草花は無心に咲き、無心に散って行きます。

庭のタンポポも綿毛になり、風に吹かれて種を遠くに運ばれ、一生を終えるまで見届けようと思います。

コロナ禍も収まらず今年は早目の桜が咲き、各地の桜便りも北上の様子がテレビで見るのみとなってしまいました。

坂村真民 〝タンポポの本〟より

【天上の星が地上に落ちて、花となったとも言われるタンポポたちの燃えるような美しさは、わたしたちに色々なことを教えてくれる、まさに、わたしたちのとってタンポポは佛であり、菩薩である】

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2021年3月2日火曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)3月

「お化粧って大事」言うラインメールを頂いたので、ユーチューブを開いて研ナオコさんの動画を見てました。

スッピンのビフォーからバッチリ仕上げたメイクまでのプロセスを省略することなく見せてくらました。

顔の造作は別として、きれいに別人に仕上げるのは、肌そのものの手入れが行き届いているからかなぁ~と気がつきました。

自粛中で何処にも行かないし、誰とも会わないからお化粧はムダ。

それが日々重なると面倒くさいになります。

どうせマスクをしているし~。

でもマスクは顔全体を隠すことは出来ません。

そんなことを思っている人は、ハッ!!と我にかえって下さい。

認知症の初期症状ですから。

その上、一日中パジャマで過ごしているなんてことはないでしょうね。

パジャマは寝間着か、病院着ですから脳はそのように認識して、〝眠らなけれは~〟とか、病人で居なくちゃ~と思うそうです。

脳は正しく勘違いしてしまいます。

朝、同じ時間に起きて身づくろいをしたら朝日を浴びて、体内時計をリセットしましょう。

私は365日お化粧をしない日はありません。

これは自分の士気を挙げるためです。

時は一秒たりとも待ってはくれません。

こんな時でも今を大切に悔いのない日々を過ごしたいものです。

       お会い出来る日を楽しみに。

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2021年1月31日日曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)2月

 「20歳頃の顔は自然がくれたもの、30歳の顔はあなたの生活が、50歳の顔にはあなた自身のの価値が現れる」これはデザイナーのココ・シャネルが遺した名言で没後50年になる。

孤児院で育ち、裁縫の下働きから身を起こしたと言う映画を観た記憶があります。

身体を締め付けるファッションのロングドレスから、スカート丈を短くし、コルセットから解放したシャネルスーツはいつの世にも品位を保ち、流行に左右されることなく愛されています。

      

はてさて?! 80代の私はどんな顔をしていたら良いのか、80代以上は全てに於いて圏外と表示

されそうですね。

しかし今、100年時代と云われる生き方を考えると、80代以上でもまだまだ自立を余儀なくされているのではないでしょうか。

人に頼らず出来る限り自分で行動する。

これが出来なくなるのが老化です。

先日、医学博士が云っていました。

〝老化〟そのものが病気ですと。

全て老化だから仕方がないと片づけてしまいたくなりますが、〝老化〟と云う病気を予防するのには気力と努力だそうです。

先ず、きちんと三食々事をしていますか?

日常生活で座りっぱなしでいませんか?

パソコン、スマホ、長電話での体の影響は考えていますか?

目に見えない電磁波は心臓にダメージを与えると云われています。

高齢になっても朝目覚めたら、今日は人の為に何が出来るかと考えてみる。

そんな一日を過ごしたいものです。


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2021年1月15日金曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2021年(令和3年)1月

    あけましておめでとうございます。

あたり一面銀世界の幕開けとなりました。

丸い雪

例年は一年のご褒美で暮れから正月にかけて、温泉のあるゴルフ場で過ごしていましたが、何処で感染するかわからない〝コロナ〟を考えて、自宅でのお正月を迎えました。

米農家さんから戴いた コロナ終息祈願 特大(約5㎏)鏡餅

自粛、自粛と言われると、とても窮屈に感じますが、元々家で過ごすのが好きな私は、たっぷり時間を与えれれ、今迠はろくに目を通さずに片付けていた三冊の月刊誌も余裕をもって読んでいるかなぁ~と最近思います。

食材は暮れに戴いた品々からメニューを考え、足りないものだけをまとめ買いすると1ヶ月位は充分補えます。

知る人も少なかった戦中、戦後の食料難の時代を過ごして来た頃を思えば、コロナ禍にあっても「殿様」だと思います。

戦前に生まれ、戦中戦後を経験してきたことを振り返ってみると、子供だったせいもあってか決して不幸だとは思わなかったし、皆んな明るかった様に思います。

そして、あの頃今の様な恵まれた世の中になるとは想像もしていませんでした。

何かが起こるのは大いなる変化の前ぶれであり、思いも及ばない新しい世界の始まりなのかもしれませんね。

大いに期待しましょう!!

   今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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