2020年3月5日木曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2020年(令和2年)弥生

朝、目覚めた時には心地よい朝日が差し込んでいたのに、何故か昼過ぎから糸の様な柔らかい雨が降り出した。

冬から春へと行きつ戻りつの3月は、冬の身が竦(すく)む様な寒さが戻って来たりします。

3月生まれの私は、このハッキリしないこの頃がワクワクして好きなのです。

子どもの頃には、おひなさま飾りの前で、ひな壇から塗りのお椀やお皿をおろしてままごとをして遊んだり。

外では遊べない冬の名残りを楽しんでいた様に思います。

あのおひなさま達は何処に行ってしまったのだろうか?

片付けられて大きな木箱に入れられたままの記憶しかない。

娘を持たない私は、雛飾りを買い求めることもなく、この時期になると、あちこちで出会った陶器や、布、紙などのお内裏様を家中に飾り、雰囲気を味わっている。
紙や陶器のお内裏様
二人並んですまし顔
土の中からは、じっと耐えていた福寿草やすいせんがしっかり芽を出し、日毎にうっすらと土を緑色に染めている。
福寿草
春色に染まる前のファジィな3月、83才のひとりごとです。

三寒四温の折、どうぞご自愛下さい。

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