庭の雑草が勢いよく伸びるのを横目で見な乍ら、梅雨明け宣言と同時に強い日差しに夏本番を感じます。
家に居る時間が多い今、毎日一ヵ所づつと決めて片付けをしています。
使っても居ないものを次々と思い切り処分した後の爽快さを味わいながら。
もう何が入っているかわからない小さな引き出しの中から臍の緒が3個。
2個は息子達のもので、茶色くなった和紙に包まれたものを開いてみたら、私が生まれた時に神棚に貼ったと思われる命名の紙に包まれた臍の緒が、そのままの形で綿に包まれてありました。
まさしく84年半前のものです。
4人目の娘でした。
母は若い衆を大勢抱えた大世帯の切りもりをしながらの子育てで、子供を抱きしめている間もない生活でした。
それでも母からは誰にでも平らな包容力と芯の強さを感じていました。
たった2人だけの子育てさえ、これで良かったのだろうかと今だに思います。
〝ありがとう〟と〝ごめんなさい〟を言える素直な子であればと・・・。
悪いと分かってもなかなか謝れない子には、しっかり抱きしめて話をするだけで〝ごめんなさい!〟と泣き乍らしがみついて来たものです。
孫が小さい頃、人前でぐずると孫を抱いて席をはずした息子が孫に語りかけているのを遠くで見ていて、抱きしめられることで素直な心と愛が育まれて行くものなのだと。
大谷 翔平選手は愛をたくさん与えられたのでしょうね。
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