2025年12月8日月曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 12月

10センチ程の初雪に、いよいよ冬の到来を感じます。

パチパチと薪がはねるストーブの前でコーヒーを飲むのも、この季節の楽しみのひとつです。

11月に青森県深浦町の樹齢1000年、高さ31メートル幹回り22メートル、古くからご神木として崇拝信仰されていると云う、大イチョウの木がテレビで放映されたのを見て、11月30日までのライトアップに間に合う様に、29日青森に向かいました。

前日の強風で大分散ってしまったとは云うものの、下から見上げる姿に流石1000年以上にもわたり成長し続けたものと、自然の営みに圧倒されました。

今年もあと僅か。

この一年を振り返ってみて、与えられた寿命を減らしながらの毎日を大切に生きて来ただろうかと反省しきりです。

仕事のこと、家の中の片付けなど満足に出来ていることは何ひとつない。

あっと云う間の一年。

でも、寝たっきりの状態だったら、長い一年かも知れません。

日々老化を感じながらも生活できているだけ幸せなのかも知れません。

そして仕事が出来ることに心から感謝です。

「賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざることによりて出来るものなり」
                          学問のすゝめより。
   今年もありがとうございました。
          どうぞよいお年をお迎え下さい。

 

2025年11月11日火曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 11月

丸く刈り込んだ庭の満天星(どうだんつつじ)がまるでぼんぼりの様に赤く染まり、周りの山々も紅葉が真っ盛りです。

雨上がりの朝、畑の見わりに行った夫から、吾妻山がすごくきれいだから行ってみようとの連絡で、急遽スカイラインから五色沼を経由して猪苗代の道の駅へと。
五色沼
2週間程前から、咳と発熱の風邪の症状から、マイコプラズマ肺炎と診断され、咳・熱は治ったものの、珍しく食欲がないと云う。

どうやら好物の道の駅のソースカツ丼を食べて、体調を戻してみたかったらしい。

何とか完食。

ソースカツ丼

連休最終日とあって、人出は多かったものの、渋滞する程でもなく、最高の紅葉を見ることができました。

木々は間もなく葉を落とし、冬に備えることでしょう。

そして春には芽吹き、新緑が私達にエネルギーをもたらしてくれる。

自然界は、その繰り返しをブレることなく営んでいます。

私達人間は時として物事に左右され、善悪の判断が出来ずに、その結果人生を狂わすことにもなりかねませんね。

今回、素晴らしい活躍を見せてくれた、ドジャースの【山本由伸選手】は、一途な信念を持って〝ブレない姿勢〟そして勇気を持ち続けて勝利の立役者になられたとのことです。

MVP、本当におめでとうございます。 


2025年10月6日月曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 10月

冷房も暖房もいらないこの時期。

しかし10月にしては湿度が高くて、テーブルセンターが湿気を含んで大きく波を打っている。

いつになったらカラットした秋らしい日になるのかと空を眺めています。

紅葉にはまだ早いと思い乍らも自然の中に身を置きたいと思い、かつて足しげく通った会津への山越えをして、諸橋美術館のダリを鑑賞して歩いて来ました。


平日のせいもあってか人も少なく、老夫婦がどちらかをサポートしながら庭に出て、木陰のベンチでのんびり休息されていました。

家の中にいては歩いてもたかが知れているし、自然の中で運動出来るのはゴルフ場が最適。

今ではあの頃を懐かしむのみ。

朝日新聞に、心穏やかにするためにと、貝原益軒の「養生訓」に、心と体はつながっている。

体の養生が心の養生に、心の養生が体の養生になるとのこと。

益軒は「心は楽しむべし」その方法は「七情をよきほどに」すること。

七情とは喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲。

特に怒りと欲が大敵で、すべてほどほどが良い。

酒とか色欲くとか気の向くまま抑えることなく楽しんでいたら、それがたたって苦しみが何倍にもおそってくるとあります。

江戸時代も今も変わらぬ教えですね。

残暑が長引きそうです。

どうぞご自愛下さい。

 

2025年9月8日月曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 9月

 昨年3月に頂いた胡蝶蘭が枝分かれして、秋口に9弁の花を咲かせたらと思ったら、更に枝分かれして暑いベランダで3弁を咲かせている。

草花も自然界に対応しきれないのか、それとも対応しているのか、理解に苦しみます。

自然界の中で自然体でいられたら、世の中は平和なのだろうな、と思い乍らこれも又、〝平和ボケ〟になってしまいそうです。

鎌田 實先生は、人間はいびつであったり、こんぺい糖の様にとんがっていたり、クセがあったりする位のほうが面白い。

社会人として50%は仕事のため、49%は自分らしさを作るため、残り1%は誰かのためいつも何が出来るかと考えている、とのこと。

自然体と言えば、大谷 翔平選手はいつ、何どきでも動じることがないあの冷静さは、育ちの良さだけではないメンタルの強さにあるのであろうと、人を唸らせるものを持っている。

先日、パドレス戦で大きなヤジをとばしていたパドレスファンに、ホームランを打ってホームベースを踏んだ直後に笑顔で近づき握手をしていた。

パドレスファンがコロッとドジャースファンになってしまった。と

放映されていた。

これが〝神対応〟と言うのでしょうか!?

2025年8月15日金曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 8月

いつかはのんびりとローカル線の旅をしてみたいと長年思っていても、なかなか実現出来なかった。

〝大人の休日クラブ〟には、JR線5日間乗り放題切符があり、日々老化を感じている私は、今ならまだ行けそうななので参加することにした。

先ずは新幹線で凉を求めて、梅雨のない北海道へ。
旭川駅到着

旭川からレンタカーで富良野界隈をまわり、凉を求めて来た筈の富良野が何とか35℃の暑さでしかも蒸し暑い。
富良野富田ファーム

も早や暑さを逃れて北へとは通用しなかった様だ。
青森から三陸鉄道を乗り継ぎ、のんびりとの予定は団体様で満杯。

電車は天井から10台の扇風機が首振り回っていた。

乗り継ぎの時間がゆっくりの駅では、この切符を利用しているらしい人達で賑わい、リックを背負い、杖をついた老夫婦だったり、リックを背に手にはカート、そして杖をもった人だとか、片や60代から70代の元気溌剌の女性グループだったり、色々な人を見られて待ち時間も退屈することはなかった。

只ただ、6月とは思えない暑さに疲労困憊の5日間でした。

でも珍しい駅弁を堪能できたことで帳消しかなと、納得させています。

自分で。 

2025年7月15日火曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 7月

梅雨らしい梅雨もないまま梅雨明け宣言があり、何もより水を欲しがる紫陽花にとっては最悪ですね。

6月10日に、東京国際フォーラムに於いてミキグループのイベントがあり、キャンペーンで頑張った人達のご褒美の講演会&コンサートが開催されました。
東京国際フォーラム

開場前の国際フォーラム様子
全国から約3,500人。

隣りの席の方は帯広から飛行機で、【和田秀樹先生】とバレーボールの【川合伸一】さん、【西田有志選手】、そしてエンタメは【高橋真梨子】さんなので、どうしても来たくて頑張ってキャンペーンに乗りましたと、言っておられました。
西田有志選手ご夫妻

単独のコンサートだけでもなかなかチケットがとれないし、高額なので・・・・・と。

【和田秀樹先生】のお話も分かりやすく、先生ご自身もいろいろ病気を抱えていらっしゃるとのことです。

病気はの元はストレス、ストレスからは逃れることだそうです。

西田選手はストイックに毎日、トレーニングを欠かさない方ででした。

最後に【高橋真梨子】さんのコンサート。

意外と小柄で可愛らしい方が会場一杯に響く声量でのオープニング。

バラードからポップスまで、バンドの方々とのやりとりも楽しく、特に真利子がイントロの間に夫のヘンリーさんとのアイコンタクトは、ご夫婦の信頼と暖かいものが伝わる素敵なコンサートでした。 

2025年5月30日金曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 6月

冬の季節を知ってか知らずか狂い咲きしていた車輪梅が春を忘れず、小さなぼんぼりの様な花を沢山咲かせ、梅雨入りを待つ紫陽花も青々と葉を伸ばしています。

しかし、三寒四温がいつまで続くのか寒暖差の激しい毎日です。

なかなか体がついて行かれませんね。

先日、商用の帰り〝米沢道の駅〟に立ち寄った折、介護サービスの車が3台ほど駐車していて、ヘルパーさんの手を借りた人や、車椅子の人達が次々と降りて来た。

レストランの席に座るとおしゃべりをする人、ぬいぐるみを抱えてじっと一点を見つめている人。

しばらくするとそれぞれにコロッケが配られ、美味しそうに食べていた。

ヘルパーさん達は嫌な顔ひとつせず、至れり尽くせりの介助をしているのを見て、仕事とは云えボランティア精神がないと出来ない仕事だと、つくづく思ったひとどきでした。

数日後、新聞記事に介護人材の不足のことが掲載されていました。

これは国家的課題で、いったん介護職についた人がやめてしまう。

その最大の理由は職場の「人間関係」次に「低賃金」とありました。

自分の提案が受け入れられないなどの不満を〝キャリアアドバイザー〟との話し合いで離職を引き止められる方策が必要でしょうとのこと。

いずれお世話になるだろう立場として、是非改善して欲しいものと思います。

2025年5月4日日曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 5月

朝、東の窓を開けると爽やかな風とまぶしい朝日が差しこみ、淋しかった庭も緑一色になりました。

大通りの花水木も満開です。


数年前までは、この春の爽やかさをあと何回体験できるのだろうかなど、全く考えることがなかったのに、今は、日々の老いに気づかないふりも出来ず、ただ、今の時間を大切に楽しみたいと思っています。

30年前の4月、代理店のライセンスを取得してから30年。

ミキの食品や考え方に賛同して下さった方々からの紹介で、初対面の方々とお話をさせて頂くようになりました。

専業主婦で利害関係のない生活を送っていた私は、いきなり利害関係の生じる〝仕事 〟の厳しさにうちのめされた事を思い出します。

心ない言葉を受けたことで強くもなれました。

10人の内1人でも分かって下さる方がいればそれで良し、と心に決めて食の大切さをお伝えして来ました。

但し、ミキ食品は病気を治すものでもなく、不老不死の薬でもありません。

食事だけでは不足の部分を補うものです。

中には〝プルーンを食べていたのに病気になった〟との声も聞かれます。

〝それぞれの目安量を摂られていますか? ご自分の食生活は? そして体力を過信してオーバーワークをしていませんか?〟 ご自分の生活習慣を見直すサインです。

としか、お答えする以外に言葉はありません。

2025年4月9日水曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 4月

 〝米寿〟お米は田植えの準備から始まり、収穫までに88回の手をかけて漸く米になるとか。

先人から聞いたことがあります。

人も88才になるまでには多くの試練を乗りこえて、米寿を迎えることになります。

私は戦前に産まれ戦中・戦後を体験して88才の誕生日を迎えました。

まわりの皆様からのメッセージや素晴らしいお花を頂き、殊更嬉しかったのは、2ヶ月に一度のオンラインビデオセミナーの日が、たまたま3月10日になり私の誕生日でした。

誰もご存知ないだろうと思っていたのに、当日、お花やバースディケーキ・ご飯・お漬物まで用意して下さって、思いがけず嬉しい嬉しいサプライズでした。

四月は新社会人としてのスタートの時期。

各企業の入社式がテレビで報道されています。

社会に出て、どれだけの人が若い力を発揮する忍耐力を持ち合わせていることかと、要らぬ心配をしながらテレビを見ています。

昔は〝出る杭〟は即、叩かれました。

現在は〝出る杭〟を伸ばすための試行錯誤が企業側の課題の様です。

時の流れを感じながら、若い力が発揮出来る世になることを祈っています。

2025年3月5日水曜日

〝まんさく花 ♪ だより〟2025年 3月

 日当たりの悪い我が家の庭もすっかり雪も消え、今日は気温が17℃になるとか。

あまりの寒暖差に追いつけない高齢者は、ちょっとした体調の変化に病院にかけ込むことになる。

その上、老いも若きも花粉症や黄砂に悩まされるこの時期は、免疫力の低下によるものだとか。

生活習慣を見直してみても、食材の高騰で満足のいく食生活はかなり難しい。

確かに異常気象で生産農家も、ロスが多くて採算が合わないらしく、そこにも高騰の原因があるのでしょう。

こんな時には、ミキの栄養補助食品の活用で助けられます。

現在、異常気象だけではなく、世界中がざわついています。

宇宙の推理を長年研究されている理学博士の 佐治 晴夫先生のお話によると、138億年前のビッグバンの残り火の限りなくまばゆい一粒の物質から枝分れして、宇宙は生まれたそうです。

そこからの結論として、私達は自然界のすべてを含めてお互いが独立した存在ではなく、それぞれが相互依存であることです。

相互関係に思いを馳せる時、湧き上がってくるのが感謝と悔い改めの心です。

「ありがとう」「おかげ様」「お互いさま」「ごめんなさい」の四つの言葉が混乱する現在の社会を救うキーワードになるのでしょう。

とのことです。

☆ 小宇宙の家庭の中でも大切な言葉ですね。