冷房も暖房もいらないこの時期。
しかし10月にしては温度が高くて、テーブルセンターが湿気を含んで大きく波を打っている。
いつになったらカラットした秋らしい日になるのかと空を眺めています。
紅葉にはまだ早いと思い乍らも自然の中に身を置きたいと思い、かつて足しげなく通った会津への山越えをして、諸橋美術館のダリを鑑賞して歩いて来ました。
平日のせいもあってか人も少なく、老夫婦がどちらかをサポートしながら庭に出て、木陰のベンチでのんびり休息されていました。
家の中にいては歩いてもたかが知れているし、自然の中で運動出来るのはゴルフ場が最適。
今ではあの頃を懐かしむのみ。
朝日新聞に、心穏やかにするためにと、貝原益軒の「養生訓」に、心と体はつながっている。
体の養生が心の養生に、心の養生が体の養生になるとのこと。
益軒は「心は楽しむべし」その方法は「七情をよきほどに」すること。
七情とは喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲。
特に怒りと欲が大敵で、すべてほどほどが良い。
酒とか色好くとか気の向くまま抑えることなく楽しんでいたら、それがたたって苦しみが何倍にもおそってくるとあります。
江戸時代も今も変わらぬ教えですね。
残暑が長引きそうです。
どうぞご自愛下さい。
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