あの独特のファッション、魂が弾いているかの様な音色がとても不思議で、波乱にとんだ彼女の日常はどんな生活なのかと興味があり、映画館に足を運びました。
沢山の猫があちこちいて家の中でも特に変わらない装いで、一日殆どはピアノに向かっている。
マネージャーもつけずに一人で世界中に行き演奏されている。
一見、さめた様に見える語り口の中に〝今、86才でいつまで生きられるかを考えると嫌なのね~〟と、ちょっぴり弱音を吐いたあたりが誰もが思う淋しさなのかな~と人間らしさを感じました。
私は77才の喜寿のを迎えた年、認知症予防のため手、足、頭を使うピアノを習い始めました。
中学校の時、放課後の音楽室で何人か交代でピアノに触らせてもらって以来、いつかは自分のピアノが欲しいと思い続けていたころ、二人の息子からお祝い金が届き、嬉しくてピアノを買いました。
先生に付いて月二回のレッスン。
冬に始まった〝白い恋人たち〟が夏までかかったり、〝月光ソナタ〟が漸く仕上がるとやっぱり嬉しいものです。
〝間違ったって良いじゃない!機械じゃないんだから〟とのフジコさんの言葉に助けられ、今日もつまずき乍ら弾いています。窓を閉めて・・・・
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