少し前、この地区の農家では、あずきがゆを作って家族全員で食べ、正月中に神棚や玄関などに飾っていた松をすべてはずし、重ねた松の上にお札やおかゆをのせて、畑まで運ぶ日です。
畑に立てておいた棒にこれをくくりつけ、米を手にとってまいて礼拝し、今年の豊作を祈願します。(真夜中に行う地区もあった。)
今ではすっかりその様子がなくなり、近隣の神社・お寺に設けられている【納め所】に納めて、纏めて焚き上げて頂きます。
焚き上げとは?
ごみとして処分するには少しためらってしまう物。
例をあげれば、仏具や数珠、手帳、子どもの写真、故人が趣味で集めたもの、年賀状や知人か
らもらった手紙など、稀な例では香典袋や弔電などもお焚き上げの対象になりますね!
勿論、神飾り・お札・お守り等々・・・・
我が家でも近くの日本三不動尊である【中野不動尊】に持参し、今年一年の繁栄と無事を祈願して来ました。
納め所 |
大日堂と不動滝 |
大日堂内部 |
大きな鬼ゆず |
御祐助(おたすけ)をこうむって、福徳(ふくとく)増し、 なお日に進んで望事(のぞみごと)は心の
ままになる。
しかしそれについて心驕(こころおご)り身を持ち崩れて災いを招く恐れあり、心正直に行い正しく
身を守りなさい。
願望(ねがいごと)
思いがけぬ人の助けありて叶う事あり。
待人(まちびと)
来る。つれがある。
失物(うせもの)
出る。近い所。
旅行(たびだち)
行き先利益あり。
商売(あきない)
売買何れも吉。
学問(がくもん)
安心して勉学せよ。
・・・・・・・・・・・等々。
帰りの境内には、四季桜がこの寒さの中、可憐に小さな花を咲かせていました
四季桜 |
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