青く澄んだ空に刷毛で掃いた様な白い雲がたなびき、路地には白い萩の花が秋風に揺れています。
寒さに震いたあの大震災から7ヶ月が過ぎ、季節は何事もなかった様に巡って来ました。誰もが悪夢だったと思いたい、しかし現実なのです。この現実をどの様に受け止めるか、これからの生きる道を模索しながらの毎日ではないでしょうか。
放射線量を恐れて子ども達は県外へと避難し、家族は離ればなれの状況の中、行政の対応は遅々として進まないのが現状です。
価値観を何に求め、これから向かって行く先はなにか? 一人一人道は異なっていても辿り着きたいのは光り輝くところではないでしょうか。そして明るい未来を信じて歩みたいものです。
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