色とりどりの紫陽花が、不出来だった昨年の思いを挽回するかの様に雨の恵みを受けて、生き生きと咲き誇っています。
家の中も玄関からトイレに至るまで紫陽花で彩られ賑やかです。
梅雨の時期はジメジメするものの、これも自然界にとっては不可欠なもの。
晴れ間を待ちかまえて大量の洗濯物が干し上がった時の日光の匂い、思わず顔をうずめたくなります。
人は身勝手なもので、冬の寒さに夏を思い、夏の暑さに冬が良いと云い、忙しいと暇が欲しい、暇だと退屈を愁い、自由が欲しいと嘆いては全てを振り払ってみたものの、ただひたすら無気力の毎日となる。
所詮人は、社会の中で一人では生きられないのですね。
〝不自由を常と思えば不足なし〟
徳川家康は忍耐心の中で知恵を働かせ、戦わずして勝利したと云われています。
論語に〝過ぎたるは及ばざる如し、怒りは敵と思え〟とあります。
勝つことばかり知りて、負くることを知らざれば害その身に至る。
理想は「急ぎすぎず、遅すぎず」時を待つこと。
神様は、人の役に立つために人をこの世に送り出しているそうです。
良いことをして徳を積めば黄泉(よみ)の世界に迎えられ、人を苦しめたり、裏切ったりと人の道にはずれたことをすれば、気付かせるために罰を与えるとか。
それに気付いた人は救われるそうです。
〝良心〟と〝素直〟さは人間として最高の財産ですね。
黄泉とは
死者の魂が行くとされるところで、冥土・冥府・あの世。
いわば想像上の世界で、その場所や入り口などはそれぞれ異なり、地下や海底に存在するとされ、天国や地獄とは異なるものとして扱われています。
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