時折、季節外れの異常な暖かさに背中を押され、先ずは数多い家の中の不要品を片づけようと動き出してはみたものの、元々ブランド志向ではない私の持ち物で売れそうなものはない。
ところが一枚ずつていねいに見るわけでもなく、畳紙(たとうし)の間からチラリと見るだけで、正絹のものだけでも10枚以上の値段が余りにも情けない値段で、揃えてくれた母の思いやその時々の愛情が蘇り、悲しくなりお断りしました。
着物は囮(おとり)だったらしく、本命は貴金属等だったのでしょう。
大分迫られましたが、何もないと断り帰ってもらいました。
長く生きていると引きずるものや思い切れないものが、次々と脳裏を占領しますね。
今年は80代最後の年。
どうしたものかと思案投げ首の毎日です。
面倒なものを次々手放して身軽になって、残された人生を楽しみたいと思っています。









